反省帳

備忘録として。反省することで頭のなかを整理したい。

20171230 転職

今回の転職検討の理由は3つある。

自分自身の環境変化、57歳のおじさんの存在、客観的な市場価値だ。


自分自身の環境変化として、子供が生まれたこと、これにつきる。お金の優先順位が格段に跳ね上がった。また、家に近い店舗が多いグループで働くことの意義も大きくなったと言える。


57歳のおじさんについては、これが実は発端だ。自分に甘く視野が狭く気が利かず回りが見えない。頑張って育てたが、まだ周囲の評価は低い。

そんな人材でも私より2割給与がいい。

理由は年齢カーブだそうだ。因みに現在の職歴は5年である。歳だけ食ってればいいということらしい。会社としてそんなことをしているなら、もう信用できない。人材軽視の会社に先はないなというのが2点め。


最後は、客観的な市場評価だ。これは転職エージェントに聞くしかなかった。応募即日で2割以上高い給与でのオファーが3件来た。悲しいやら嬉しいやら。仕事のレベルはまだわからないが、面接に行って聞いてこようと思っている。出張は基本できないし。


これらを踏まえると、まずは他社の情報を得ること。次に、その情報をもとに現職での働き方と給与のレベルアップを相談すること。その交渉成否で、行き先が決まる。


最低条件は2割アップ。これより下では絶対に受けない。あらゆる説得はその壁を越えない。


ここまで考えると、意外に転職するメリットもあるように思う。問題は残った場合だが、辞めたいわけではないという言葉をどこまで信用してもらっているかだ。駆け引きする人と思われるのは仕方ない。実際給与のつり上げ交渉以外の何者でもない。これを嫌う人からは疎まれるのは間違いない。

ただ、現在の給与決定、評価制度は明確に誤っていると考える。市場の水準に常に合わせる努力をすること、突出して働いている人間には大きなインセンティブを与えること。少なくとも、その相談の機会を与えること。


そういったことが、社員のモチベーションを高め、やった人間が報われる魅力ある会社になっていくのだと思う。だんだんと、できる人間が集まれば、以前はやれば報酬のついたことが当たり前になっていく。そうして給与水準は維持され、仕事のレベルが上がっていく良い循環に入れる。


給与体系について考えるのは誰にとってもいいことであるとわかってもらえるかどうかだ。しまっていこう。